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自分の可能性を広げるため

私が留学したのは、大学2年生の時でした。
もう15年も前のことですが、アメリカのミネソタ州にあるカールトンカレッジに1年間、交換留学生として留学しました。
かろうじてTOEFLのスコアはクリアしたものの、英語をほとんどしゃべれない状態で単身アメリカに乗り込んだ私にとって、一番の難題はやっぱり英語でした。
生活も英語、授業はもちろん英語。
当時は日本語の媒体に触れる術がほとんどなく、当然電子メールなどというものもありませんしたから、必然的に英語だけを使う生活になります。
慣れない言葉を使いながら、いろいろな国から来た留学生ともコミュニケーションを取り、議論を交わしていくうちに、単なる英語力だけではない、これからの国際社会で必要な能力が鍛えられたのではないかと思います。
それは、多様な価値観や背景を持った人々の意見をまとめ、いかにして一つの方向を見出していくかということです。
特に現代のビジネスは、かつてのように、ある程度均質な考えを持った人の集まりで行われることは少ないといっていいでしょう。
同じ会社の中でも、いろいろな考えを持った人がいますし、外国人だって同僚はおろか上司になることもあります。
そんなとき留学での経験は本当に役に立ったと今になって思うのです。
今の学生たちは海外に出たがらないそうですが、中国や韓国との競争というよりも自分の可能性を広げるため、視野を広げるため、ぜひ留学にチャレンジしてほしいものです。

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